2011年 02月 04日
考○丘の上で立ちあがってくることば
ことばは、なにか足りなくて、そして、どこかはみ出てしまう。
こころも、なにか足りなくて、そして、どこかはみ出してしまう。
あたまも、なにか足りなくて、そして、どこかはみ出してしまう。
でもだからこそ、ことばを発したり、ことばを書きとめることは、
大切なのだと思う。ことばの場所と、ことばのない場所は、同時に
同じ丘の上にあって、ことばはそこから、朝靄のなかで
静かに空に向かって立ち上がってくるような気がする。
アンゲロプロス監督の「霧の中の風景」のラストシーンを思いだしている。
あれは不思議な映画だった。いい映画だった。むきだしの美しさ。
こころも、なにか足りなくて、そして、どこかはみ出してしまう。
あたまも、なにか足りなくて、そして、どこかはみ出してしまう。
でもだからこそ、ことばを発したり、ことばを書きとめることは、
大切なのだと思う。ことばの場所と、ことばのない場所は、同時に
同じ丘の上にあって、ことばはそこから、朝靄のなかで
静かに空に向かって立ち上がってくるような気がする。
アンゲロプロス監督の「霧の中の風景」のラストシーンを思いだしている。
あれは不思議な映画だった。いい映画だった。むきだしの美しさ。
by sachiolin
| 2011-02-04 00:42
| 考〇