2009年 02月 01日
道∺吉本ばなな
「どうしても、自分がいつか死ぬということを感じ続けていたい。
でないと、生きている気がしない。
だから、こんな人生になった。
闇の中、切り立った崖っぷちをじりじり歩き、
国道に出てほっと息をつく。
もうたくさんだと思いながら見上げる月明かりの、
心にしみ入るような美しさを私は知っている。」
(吉本ばなな「キッチン」より)
でないと、生きている気がしない。
だから、こんな人生になった。
闇の中、切り立った崖っぷちをじりじり歩き、
国道に出てほっと息をつく。
もうたくさんだと思いながら見上げる月明かりの、
心にしみ入るような美しさを私は知っている。」
(吉本ばなな「キッチン」より)
by sachiolin
| 2009-02-01 10:54
| 道∺