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わたしの心の風景メモ。 


by sachiolin
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viva 本屋さん !

丸の内の、松丸本舗が9月末で閉店するのだという。
非常に残念だなあ。うーん残念だなあ。

普段は、どうしても読みたい新書以外は、
のんびりと古本屋さんで買うタイプの私も、
あの博覧強記の松岡正剛さんの選び抜いた
魅力的な本たちが並ぶ空間を訪れると、
どうしても、毎回、2~3冊は買ってしまったものだ。

棚自体も、流線形になっていたり、
高さも幅も、いろいろすごく工夫されていて、
あっちからもこっちからも、本が語りかけてくるし、
何より、何だか本が生き生きとして嬉しそうなのだった。

本屋さんって、本当に銀河のような無限の広がりを
感じる場所。そのなかに、旅するように泳いでいくと
そのときの自分に、キラっと光る星が必ずある。
松丸本舗などは、関連本の置き方が絶妙で、
おぉぉこんなところに、こんな星も!と、
すぐに自分のなかに新しい星座ができていく。


本屋さんという場所が、本当に好き。


今日も、たまたま、代官山の蔦谷書店に行ってきた。
建物の周りには樹が配置されていたり、内装も
静かな落ち着いた空間で、なかなかよかった♪
雑誌も、海外のものを含めものすごい数が
そろっていて、こんなに雑誌というものが
世の中にはあるのか・・・としばし呆然とした。

青山ブックセンターも、ものすごくセンスを感じた。
人の視線というものを分かっているなーと
思った。本が自然に飛び込んでくる。
色んな意味で、きっとここの書店の人たちは、
本が好きなんだなーというのが、伝わってきた。

まあ、でも、なんといっても、一番すごいのは、
神保町の古本屋さんだろうなあ。
あそこは、何度行っても、大宇宙。
到底旅しきれない。広大すぎる。すばらしすぎる。
あの町があることは、本当に日本の財産だなあと感じる。
魅力的な喫茶店も、たくさんある。買った本にホクホクしながら、
美味しい珈琲をじっくりいただく。最高ですね。
先日行った、ラドリオ
とってもステキだったな。
これからもっと色々開拓したい。



さてさて、松丸本舗で、出会って、思わず買ってしまった一冊が、
岡島 瑞徳著「五感が息づけば体が甦る!新整体入門

これがなかなか味わい深い本。
何だか、ここ数日体調がよくないので、
読み直している。季節の変わり目だからか、
今までの疲れがどっと出たのか。うーん。
鼻が乾燥していて辛い。こんなに世の中は
湿気ているというのに。。どうしたのかな。


これから暑い夏がやってくる。
帰国してからもうすぐ2年になる。
心身ともに日本仕様に、なるのに、
ナンダカンダと時間がかかるのかもしれないな。

7月は特別忙しかった。疲れたなあ。
8月は、ちょっとゆっくりしたい。


みなさまも、よい夏を。




今日の言葉*

本というのは、実はコンピュータにも匹敵するすぐれた装置だと思っています。目次があり、見出しがあり、パッと開けば自分の読みたいページが出てくる。本自体が持っている使い勝手のよさは、コンピュータでもなかなかかなわない。これは人類が発明した装置の中では、最大のもののひとつだと思いますね。

じっくり読みたい時はゆっくりと読める。あるいは、この先どうなるかと心が急く時は、どんどんページを繰っていく。これは電子ブックにはないんです。『ページ風を立てる』という言い方がありますが、これは電子ブックではどうやってもできない。特に小説にいたっては、最初の1行から最後の1行に至る作品が作り出す時間の流れというものがあります。それは電子ブックだと見えないんですね。うまく言えないんですけど、全体が見通せないというんでしょうか・・・・・」


「生活の質を高めるということを考えると、いちばん確実で、手っとり早い方法は、本を読むことなんですね。本を読み始めると、どうしても音楽とか絵とか、彫刻とか演劇とか、人間がこれまで作り上げてきた文化のひろがり、蓄積に触れざるを得ない。人間は、自然の中で生きながらも、人間だけのものをつくってきた。それが本であり、音楽であり、演劇や美術である。いい悪いは別にして、人間の歴史総体が真心をこめてつくってきたもの、その最大のものが本なんです」


(井上ひさし「本の運命」)
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by sachiolin | 2012-07-26 01:23 | Trackback | Comments(0)
内田樹さんのブログより。

すごく参考になるなぁ。
読みたい本が盛りだくさん。。


◆日本および日本人論」として読むべき本(35)

『福翁自伝』(福沢諭吉)
『明治十年 丁丑公論・痩我慢の説』(福沢諭吉)
『氷川清話』(勝海舟)
『柳北奇文』(成島柳北)
『勝海舟』(子母沢寛)
『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)
『坂の上の雲』(司馬遼太郎)
『ある明治人の記録-会津人柴五郎の遺書』(石光真人)
『澁江抽斎』(森鴎外)
『断腸亭日乗』(永井荷風)
『「坊っちゃん」の時代』(関川夏央・谷口ジロー)
『日本の思想』(丸山眞男)
『日本人の法意識』(川島武宜)
『「甘え」の構造』(土居健郎)
『「いき」の構造』(九鬼周造)
『忘れられた日本人』(宮本常一)
『風土』(和辻哲郎)
『文明の生態史観』(梅棹忠夫)
『呪の思想』(白川静・梅原猛)
『思い出袋』(鶴見俊輔)
『戦中派不戦日記』(山田風太郎)
『共同幻想論』(吉本隆明)
『逝きし世の面影』(渡辺京二)
『ヨーロッパ退屈日記』(伊丹十三)
『ものぐさ精神分析』(岸田秀)
『父・こんなこと』(幸田文)
『細雪』(谷崎潤一郎)
『陰翳礼賛』(谷崎潤一郎)
『堕落論』(坂口安吾)
『愛と幻想のファシズム』(村上龍)
『あ・じゃぱん!』(矢作俊彦)
『神の子どもたちはみな踊る』(村上春樹)
『さようなら、ギャングたち』(高橋源一郎)
『橋』(橋本治)

◆現代日本とはずいぶん離れたところに
いる人たちに共感するためのレッスン本(15)
(ちょっとフランスに偏っているのは私の趣味です)

『火を熾す』(ジャック・ロンドン)
『あしながおじさん』(ウェブスター)
『アンナ・カレーニナ』(トルストイ)
『桜の園』(チェホフ)
『悪霊』(ドストエフスキー)
『飛ぶ教室』(ケストナー)
『魔の山』(マン)
『異邦人』(カミュ)
『夜の果てへの旅』(セリーヌ)
『陽はまた昇る』(ヘミングウェイ)
『ザ・ロング・グッドバイ』(チャンドラー)
『エピクロスの園』(フランス)
『パルムの僧院』(スタンダール)
『感情教育』(フローベール)
『自由への道』(サルトル)
『阿Q正伝』(魯迅)
『山月記・李陵』(中島敦)


◆知性にキックを入れるために読む本(10)

『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』(マルクス)
『悲しき熱帯』(レヴィ=ストロース)
『精神分析の四基本概念』(ラカン)
『開かれた社会とその敵』(ポパー)
『精神分析入門』(フロイト)
『善悪の彼岸』(ニーチェ)
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(ウェーバー)
『孔子伝』(白川静)
『唯脳論』(養老孟司)
『アースダイバー』(中沢新一)


◆大学生が読んでおくといい本

カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』(平凡社ライブラリー)
クロード・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』(中公クラシックス)
鶴見俊輔『思い出袋』(岩波新書)
白川静『孔子伝』(中公文庫)
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)
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by sachiolin | 2011-10-09 19:30 | 引用:: | Trackback | Comments(2)

常・ 古本市。

疲れが出たのか
気分が沈んで歩いていたが、
思いがけず、古本市に遭遇した。

気付いたら9冊も抱えていた。
気付いたら元気になっていた。

ちょっと最近、枕元が、
本のピラミッドみたいになってきている。

これはまずい、と思いながらも、
ほんわかと幸せを感じる。

日本に帰ってきてよかったと思う瞬間のひとつ。

本日の買い物:

辻静雄コレクション 
吉本ばなな・白河夜船 
川端康成・美しさと哀しみと 
村松友視選・上海読本 
井伏鱒二・黒い雨 
星野道夫・魔法のことば 
外山滋比古・思考の整理学 
河合隼雄・おはなしおはなし 
中沢新一・野ウサギの走り 
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by sachiolin | 2011-02-02 01:02 | 常・ | Trackback | Comments(2)

読◇ 古本買い物memo

先日、古本屋さんでお買いものをした。
この期に及んで荷物を増やす気かっと
自分につっこみつつも、ドイツ語の本は
日本で手に入りにくいが故に。ええ。。

Hesse: Narziss und Goldmund(知と愛)
    Das Glasperlenspiel(ガラス玉演戯)
Kafka:das Schloss(城)
Ende: Die unendliche Geschichte(はてしない物語)

H.Murakami: Gefaehrliche Geliebte(国境の南、太陽の西)
Y. Mishima:Nach dem Bankett(宴のあと)
Y.Kawabata:傑作集(伊豆の踊子、千羽鶴、雪国など)


しめて30ユーロに値切った!ホクホク。


日本で、じっくり読むのが楽しみである。
ただでさえ、日本に帰って、ドイツ語を
忘れていってしまうのは残念だなぁと
思っているので、続けるためにも、よい。

古本屋さんのご主人と、三島文学ってすごいよねーと盛り上がった。
ドイツ人と日本文学について話すなんて何だか嬉しかった。
ご主人は、三島の「金閣寺」にえらく感動して、ドイツの別荘を
金閣寺をモデルにして建てたとか。「勿論金箔ではないけどね。
素敵なんだよ。ふっふっふ」と、満足気だった。


カフカの「城」も、ヘッセもエンデも読みたかったものばかりなり。
日本文学のドイツ語版も、こんなに手に入って運がよかった。
古本屋さんってタイミングがあって、行っても何も見つからないときもある。
そういうのも含めて、古本屋さんがすき。あの、店内の独特の時間の
とまっている感じが好き。本気で神保町でバイトしたいわー。

そんなことしたら家が埋まるか…
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by sachiolin | 2010-07-14 09:01 | 読◇Fiktion | Trackback | Comments(0)