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by sachiolin
| 2013-04-10 15:47
| 常・
オイストラフのショスタコーヴィチのカデンツァ。
もう何度聞いたか分からないけれど、
何度聞いてもすご過ぎてポカーンとする。
得体の知れないエネルギーの渦の真ん中に
彼は立っていて、周りの何もかもを巻き込んでいく。
心を根こそぎ持っていかれる。
まったく、なんという音だろう。
深くて澄んでいて力強い。
天と地を結ぶようなダイナミックさ。
台風の目。
渦のなかには何もない空間がある。
今日の言葉*
優しさに包まれてする仕事なんて、本当の仕事じゃない。
怒りがあって、はじめて仕事ができるのよ。
ココ・シャネル
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by sachiolin
| 2013-04-10 02:43
| 観■Musik
とてもよかった。
君が死んだらまずいよというのがコミュニケーションであり経済。
才能、タレントの語源は古代ギリシャ語のタラントン(金や銀の質量)。
金は天下の回りものではなくお前こそが実は天下の回りもの。
寺尾紗穂さんの歌声も素晴らしい。
君が死んだらまずいよというのがコミュニケーションであり経済。
才能、タレントの語源は古代ギリシャ語のタラントン(金や銀の質量)。
金は天下の回りものではなくお前こそが実は天下の回りもの。
寺尾紗穂さんの歌声も素晴らしい。
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by sachiolin
| 2013-04-10 02:24
| 風 ∬
風見鶏
風向きを感じとる
風に動かされる
音のなる方へ
心が向くと風に乗れる
心が動くと風が起こる
機が熟するのを待つこと
二度と来ない一瞬を捉えること
「心のなかの綱引き」
あちらとこちらの引っ張り合いに振り回されない。
それがピタリとやみ、均衡を保っているときの、縄の真ん中。
そのゼロポイントを、身体の真ん中に感じ、眺めること。
未来にも過去にも、自我にも他者にも引っ張られず、
何にも期待せず落胆せず、イマ、ココの只中にいること。
太陽は、ガスの塊で、外へ外へと向かうエネルギーと、
内へ内へと向かうエネルギーのバランスが絶妙にとれているから、
球体を維持していると、小林先生が話されていたのを思い出す。
それもひとつの綱引きかもなぁ。人間もいくつもの奇跡的な均
衡のなかに存在する。身体感覚を眺め、心の真ん中を見極める
「ニュートラルポジション」
シーソーの真ん中。
シーソーが平らになるとき。
シーソーゲーム。
風立ちぬ
風が音をつくる
音は出したそばから消えていく
命も本来そのようなものだ
人がことばを書くようになって得たものも大きいが、
失ったものも、多分かなり大きいのだろう
よい風向きをとらえること
よい風にのること
よい風をおこすこと
風見鶏が、屋根の上の天辺で、
風をとらえてクルクルと回転するように。
風通しと見晴らしのよいところから、眺めて、耳を澄ます。
今日の言葉*
音を響かせるのは風であり、
風は生命の姿を私たちに伝えてくれる
天空からの使者である
空海
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by sachiolin
| 2013-04-10 02:16
| 風 ∬