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わたしの心の風景メモ。 


by sachiolin
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つ、ついた…
遠かった…
飛行機が二時間も遅れて
どうなることかと思ったけど、
何とか無事に着いた。

これから一週間フランス。
久しぶりの海外。
あまりまだ実感がない。
これからどんな一週間になるかな。

ワクワク。


飛行機のなかでは、
ツナグという映画を一本だけ観た。
樹木希林さんと八千草薫さんが
いい味出していたなあ。





今日の言葉*


この世の最上の業は何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
喋りたいけれども黙り、
失望しそうな時に希望し、
従順に平静に己の十字架を担う。
若者が元気いっぱいで
神の道を歩むのを見ても妬まず、
人のために働くよりも
謙虚に人の世話になり、
弱ってもはや人のために
役立たずとも親切で柔和であること。
老いの重みは神の賜物。
古びた心にこれで最後の磨きをかける。
まことの故郷にいくために。


What a life’s most important task?
To grow old with a cheerful heart.
To be still when I want to be active.
To be silent when I want to talk.
To have hope in times of frustration.
With humility and serenity of heart to carry my cross.
To put aside envy when I see the youth walking God's path full of health.
To humbly accept from others when I would rather give help.
When I can no longer be useful for others because of frailty I need to gently and humbly accept.
the heavy burden of old age as a gift from God.
Give the old heart a final polinishing
in order to return to my true home.

映画「ツナグ」より
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by sachiolin | 2013-01-29 08:05 | Trackback | Comments(0)

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特に何があったという訳ではないのだけど、留学していた時に、ある指揮の方が仰っていたリスペクトの話とヴェーグの話をここ数日思い出している。特にこのリスペクトの話は、たまにふと思い出す話なのだけれど、音楽に限らず言えることだなあ。自分がどうあるか、どう存在するか。そこから出発する。そこに戻ってくる。
そんなことを思いながら、先日乗ったタクシーの運転手さんの笑顔がキラキラと神懸かっていたことを思い出す。人の笑顔っていいものだ。





昔の日記


指揮者は、元ヴァイオリニスト。
憧れの人、シャンドール・ヴェーグの元門下生で、そのヴェーグの率いたザルツブルクのカメラータアカデミカでコンサートマスターをしていたとか。

カメラータアカデミカの演奏は、
偶然にも一度テレビで観て
度肝を抜かれた。あんなにも、一人一人がeinzige Musikerとして
生き生きと輝いているオーケストラを未だかつて見たことも聞いたこともなかった。キラキラと光る音の粒の真ん中で肘を高く上げて顎の下のお肉をぷるぷる震わせて踊るように指揮するヴェーグ。
キラキラと輝く惑星たちを支配する恒星のよう。正にそこにはミクロコスモスが広がっていた。その映像に目を奪われ、そのあふれ出てくる音楽に耳を奪われ、「ああ、一度でいいから、この中で弾いてみたい!!!」と強烈に思ったものだ。

「ヴェーグは、録音にはあまり向かない人だった。というより、録音では彼の凄さというのは決して分からない。彼のライヴでのあの
雰囲気、凄味、宇宙的な広がりというのは、あの場にいて感じて、初めて分かるものなんだよ。それほど、彼の演奏会は凄かった。一度たりとも同じ事はしなかった。」

…と、いつか自分の師匠が言っていた。と、言われましてもねぇ、旦那。もう天国に召されてしまわれて。その場にいられるものなら、いたかったョ。ホント。

残された者は、残された音と残された言葉を、せめて受け止めて
感じるしかない。音楽も人も、生き物だけに。


今回、リハーサル中にも指揮者さんがヴェーグ談義をしてくださった。
例のカメラータアカデミカでのお話。ある日、始めの数小節が、どうしてもヴェーグのお気に召さず何十回、何百回と永遠とやり直した。やっと形になった、次の日。何と、ヴェーグは、前日言った事を全て否定して、リハーサルを進めた。流石のオケのメンバーも、ヴェーグは、頭がおかしくなったのではないか?!と半信半疑のまま、弾き続ける。それはそうだ。前日練りに練って作り上げたものを次の日に全て撤回されたら、普通なら、皆腹を立てて文句を言うに違いない。
ところが、その日、リハーサルを続けて最後の最後に出来あがってきたものというのは、本当に今まで経験したことのないような稀有に美しいものだったのだという。そう、メンバーの誰もが感じ、それは聴衆にももちろん伝わった。

ヴェーグの薫陶を受けた指揮者の先生。流石にとてもよいリハをする。

「Orchestermusiker(オーケストラ奏者)としてこれから先やっていこうと思うのなら、自分以外の人へのRespektがとても大事です。Respektといっても、無理やりいいところを見つけて尊敬しろとか崇拝しろとかそういうことではない。皆それぞれが色々な状況を抱えていて、体調が悪い日もあれば、気分が乗らない日もある。それでも、一度このオーケストラの席に座ったら、心から音楽を楽しんで弾くこと。それが、周りの人へのRespektになるのです。」

なるほど。
いい事おっしゃる。

心にしかと刻みました。



今日の言葉*

幸せとは、
あなたが考えることと、
あなたが言うことと、
あなたがすることの、
調和が取れている状態である。

ガンジー
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by sachiolin | 2013-01-26 00:48 | Trackback | Comments(0)