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わたしの心の風景メモ。 


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by sachiolin | 2012-03-31 22:25 | 聴●

常・ 桜井章一さん

私の考える平常心とは、日常という「常」を大事にすること。
日々の暮らしを大事にする、そんな当たり前の気持ちことが
平常心なのだ。そうやって磨かれた日常の「常」があって、
初めて平常心というものが生まれる。

(桜井章一さん)
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by sachiolin | 2012-03-27 23:08 | 常・
ほんとうとうそについて考える。

偽善は、悪より悪だなと思う。

人はそんなに強くないから、少しずつ、たまにうそをつきながら、
生きている。うそから出たまこともある。誰かのほんとうを守るためにつく、
やさしいうそもある。憎むべきうそも、愛すべきうそもある。うそにも色々ある。

ほんとうより、うそのが色々ある。


「真実は劇薬、うそは常備薬」


うそで囲まれた、まんなかの穴が、ほんとう。
ほんとうは、語られず、語られないからこそ、ずっしりと重い。
でも、ほんとうはきっと語られなければならない。
大切な人だからこそ、大切なことだからこそ、言えないこともあり、
大切な人だからこそ、大切なことだからこそ、言うべきことがある。

ほんとうを語るときは、注意した方がいい。
ほんとうは、時に、誰かをひどく傷つける。


「言葉は包丁です。決して投げてはいけません」

誰しもが感じていながら、誰にも語られていないほんとうが、ある。
ほんとうの景色、ほんとうの音、ほんとうの数、ほんとうの味、ほんとうの手触り、
ほんとうの話し、ほんとうのうそ、うそのほんとう、うそのうそ、ほんとうのほんとう。

たくさんのうそをくぐり抜け、ほんとうのほんとうを手繰り寄せる。


ひとは、ほんとうは、だまされたい。
恋をして、小説を読んで、映画をみて。
うそがほんとうになることもある。
恋が愛になることもある。
フィクションがノンフィクションになることもある。

けれど、自分のうそでは、決して自分をだまし切れない。
自分のうそで、誰かのうそで、自分のほんとうを知る。
自分のほんとうで、誰かのほんとうを知る。
誰かのほんとうで、自分のほんとうを知る。


そうやって、みんなほんとうのほんとうに辿りつく。
どんなに眼をそむけても、ほんとうのほんとうは、じっと待っている。
ほんとうのほんとうは、真っ黒い海みたいなものなのかも。




今日の言葉*


「いつもほんとうのことを言うやつを信用するな」

(カネッティ)
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by sachiolin | 2012-03-18 02:02 | 考〇
( )  

今、世界はちょっと揺らいでます。そういう時はトゥルーマンショーみたいに空の壁に穴が空き、空間の解れが見えてくる。こういう時は怖い。だから人は黙り固まろうとする。そんな時自由に原子の粒子みたいに軽やかに四次元の感覚を表現する人を、誰が放っとこうか。現場へ行く。直接その人に会いにいく.。僕はそんな空の壁の穴を見つけられる人間になりたいなあと思うし、同時にそんな人間を絶対に放ってはおかない。全部見つけて、片っ端からその人たちと真剣に語り合い、僕ができることだったら何でも協力して、とにかく一歩でも進めねばと思う。僕はその準備をしてきたのだ。だから今、動くのだ。


坂口恭平さん



( )  
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by sachiolin | 2012-03-17 15:52 | 空 ( )

観■ 棟方志功

伊藤若冲と同じくらい、棟方志功に惹かれる。
強くてピュアでやさしい。作品から、命の源泉が
湧き溢れているのを感じる。モーツァルトの自筆譜みたい。


「眼病の棟方志功 眼を剥きて 猛然と彫る(える)よ 森羅万象 」

(谷崎潤一郎)





話しているのも描いているのも、初めて見た!
話し声が、ものすごくかわいらしい。。。キュートだなあ。
それにしても、下書きなくて、いきなりものすごい速さで描いている!
早回しかと思うくらいの速さである。命を瞬間で掴まえている。
まるで、何かに乗っとられて、描いているようだ。
そして、彫る姿も、ものすごい。眼が悪いから、板に
張りつくようにして、猛然と彫っている。いや、眼が悪いから、
という理由だけではないような気がする。もし、彼が眼が
よいとしても、彼は、このように、顔を張りつけて、猛然と
彫っているのではないかと、思う。手塚治虫さんの漫画製作秘話
という漫画を、この前少し立ち読みしたけれど、あの方も、
普段の朗らかな笑顔からは想像でないような、鬼のような形相で、
とても近づけない空気のなか、ものすごいエネルギーで、猛然と
描いていたという。何だか、そのことを思いだしてしまった。

棟方志功の描く姿、彫る姿を見て、手塚治虫の姿を思いだして、
無我、忘我の境地というのは、こういうことをいうのだと思った。

猛然と猛然と猛然と。

えぐる。掘る。彫る。
猛然と。

自分が描いているのか、何かに描かされているのか、
わからない、自分なんてものは、もう世界のなかに
猛然ととけこんで、ただただ命を削り、命を燃やして、
そこに「今」を深く刻んでいく。

ものすごい。


「驚いても オドロキキレナイ 喜んでも ヨロコビキレナイ 
悲しんでも カナシミキレナイ 愛しても アイシキレナイ 
それが板画です」


いつか、青森の記念館に行きたいな。





今日の言葉*

悲しみをいちばん裏に持っていて、大きく驚くことと喜ぶこと、
多くのことを大きく引いてくる(?)ということでしょうね。 
悲しみはいちばんあとにくるの。 悲しみはね、
人間の美の感情、感動の中でいちばん大切。
ベートーヴェンも何とか泣かないで本当のものを表そうとした。
涙を流しちゃだめだってね、本当の芸は涙じゃないと言ったそうです。
「泣」ではなく「哭」が、あれが本当の哭き(なき)、本当のかなしみですよ。
連れてくるんじゃなくて、こちらから行かなくちゃ分からない。
こっちから行くところに、そういうものが湧いたり、聞いたり(?)しますよね。
そういうことこそ、国が物を知ると言うことの道だと思います。
向こうに抱かれちゃだめなんだ、こちらから抱かないと。


(棟方志功)
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by sachiolin | 2012-03-16 01:48 | 観■TV

かけら◆20

日々思いついては消えていったり
日々他からもらってはためていったかけらを、
たまに書いていこうかなと。

本日20回目の試み。
…って結構続いてるな。結構たまってきたな。

基本的にごちゃごちゃの100%自分のための
メモなので、 あしからず…。


◆センスと技術 
◆感性と感受性 
◆鋭さと鈍さ 
◆ひらめきとたくわえ 

◆仮保存 完全にふたをしない
◆抱えて仕舞って持ち歩く

◆つながること 断ち切ること わかつこと 

◆贈ること give and give  

◆遊ぶこと アソビがあること 空白 余白 空間 

◆引き出すこと 引き出されること 

◆沈黙すること 耳を澄ますこと 

◆刀と器 鋭さと温かさ
◆本質のど真ん中 
◆軸 揺れ 揺らぎ

◆開かれていること 開くこと
◆痛快であること 愉快であること 風通しがよいこと 
◆ワクワク 楽しいこと 心が躍っていること 
◆自然であること
◆じっくり深めること 
◆孤独であること 
◆仲間・同志がいること 
◆リスペクトを自然に持てること
◆温かいこと


◆思いだしmemo
①いいものをいいと言う 
②いいものを悪いと言う 
③悪いものをいいと言う 
④悪いものを悪いと言う  

①と④が大切 ④が一番むずかしい

◆「足るを知れ」「腹をくくれ」

◆納得するときは、腑に落ちる。
◆ひらめくときは、頭に明かりがつく。 
◆頭で納得することはあるけど、お腹でひらめくってあるかな

◆沈黙 静寂 無音 無口 無言 黙秘 黙音 
消音 無声 休符 休み OFF silent mute

◆決してエゴではなく、非常に個人的であること

◆「自分自身を要素として含まない集合の集合」
◆ 「脳が脳のことを考える」
◆「機能と構造」 
◆脳はとりだせるけど、心はとりだせない

◆「秘すれば花」
◆「何れの花か散らで残るべき」
◆「離見の見」

◆恋は好奇心、愛は勇気

◆「観念の世界に浸ることなく、 とにかく、現場をみなさい。
現場で体験しなさい。」 (矢作先生)

◆ 集中ではなく、集注
◆その対象だけでなく、その間、その背景を見よう
◆ゆらいでいよう
◆直線ではなく、曲線でいこう
◆あそびをもとう
◆余白をもとう
◆スケールは大きくいこう
◆こじんまりしないでいこう
◆笑おう。泣こう。踊ろう。 
◆ワクワクしよう 
◆時折星空をみよう


◆過去、現在、未来をすべて受けとめること

◆メディア 媒体 窓ガラス 
◆歪み 曇り 
◆あちらとこちら 
◆ゆらぎ 湯けむり 
◆つなぐ 

◆コミットメント 
さわること ふれること 近づくこと 
分かつこと とけること 動 
◆アタッチメント 
離れること 観察すること 
置くこと 考えること 静   

◆生 ライヴ 生身 生き 息 域 粋 

◆「飛んでいる矢は止まっている」
◆「時間はどこから生じるか」
◆運動は時間性を内在している

数memo
◆3 神(三位一体)
◆4 人間
◆7 神の恵み
◆10 戒律(モーセの十戒)

◆自然は芸術を模倣する(オスカー・ワイルド)

◆人間は一にして分割不可能、総体的である。
腹でかんがえ、あたまで感じる。
(クセナキス)
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by sachiolin | 2012-03-12 21:42 | かけら◆


東日本大震災の被災者である子供たちの証言を通して
3.11の津波と原発事故のその後を紹介するBBCドキュメンタリー。

2012年3月1日放映。
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by sachiolin | 2012-03-08 14:18 | 観■TV

夢 /// 村上春樹

カフカのエピソードでひとつすごくいいのがあるんです。ベルリン時代の出来事なんですが、カフカが恋人と一緒に散歩していると、公園で小さな女の子が泣いてる。どうしたのかと訊くと人形が無くなっちゃったという。それでカフカはその子のために人形からの手紙を書いてやるわけです。本物の手紙のふりをして。「私はいつも同じ家族の中で暮らしていると退屈なので、旅行に出ました。でもあなたのことは好きだから、手紙は毎日書きます」みたいなことを。それで実際に彼は、その子のために一生懸命毎日偽の手紙を書くんです。「今日はこんなことをして、こんな人と知り合って、こうなって」と三週間くらいずぅーっと書いていって、子どもはそれによってだんだん癒されていく。最後に、人形はとある青年と知り合って、結婚しちゃいます。「だからもうあなたにお会いすることはできませんが、あなたのことは一生忘れません」っていうのが最後の手紙になっている。それで女の子もすとんと納得するわけです。

 そんなまめなことって、普通の人にはできないですよね。ぜんぜん見ず知らずの女の子なわけだから。なぜカフカにそんな面倒なことができるかというと、夢の、架空の他界の細密さに対する異常なこだわりが彼の中にあるんですね。だからその具象性を細密に描写することを毎日毎日やっていても飽きない。面倒じゃないんですね。女の子も人形を失った悲しみは、「人形からのお手紙」を受け取り続けることによって消えちゃうんです。彼女は人形が無くなったという無秩序から、人形が無いという新しい秩序へと移されるわけです。それは本当に素晴らしい話だと思うんだけど、でも僕も、そういうのはいくぶんはできそうな気がする(笑)。


村上春樹 「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」
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by sachiolin | 2012-03-05 16:01 | 夢 ///