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わたしの心の風景メモ。 


by sachiolin
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<   2008年 04月 ( 12 )   > この月の画像一覧

昨日の夕飯は、珍しく冷凍モノ(←貰い物)。
ブロッコリーのグラタンを、
3人で、はふはふしながら美味しく頂いた。

グラタンというのは、ドイツ語では
てっきりGratinとだけ言うのだと思っていたが、
Auflaufとも言うらしい。シラナンダ。

容器に書かれている名称をじっと見て
頭にハテナが飛んでる友人。

「Brokkoli
 Nudelauflauf」


Brokkoli=ブロッコリー
Nudel=麺(類)
Auflauf=グラタン

これはドイツ語ではよくある事なのだが、
言葉同士が仲良しで、よくくっ付く。
(ドイツ製ラップみたいだナ。)
今回はNudelとAuflaufがくっついたわけだ。

引き続きハテナが飛んでる友人。

「lauflauf???」

いやいやあなた、切り離す位置間違ってる。
いや、わかるよ、その気持ちは。
何かこうだまし絵みたいな感じで、
一度そう見えると、それ以外に
見え難くなるんだよね、ウンウン。
(頑張ってフォロー。)

…。

しかし、あなた、それだったら、

「Brokkoli
 Nude Lauflauf」
   ↓
「ブロッコリーが
 裸で走る走る」

になっちゃうでしょ。

緑の可愛いブロッコリーが
服を脱ぎ捨て、猛烈に走る姿が
頭に浮かんでしまった我ら。

顔を見合せて大笑い。
面白いな、まったく。

ちなみに、nudeという単語は
ドイツ語には存在せず、それに近いのは
nackt。でもこれに近い英語はnakedか。
辞書を引く。

「nudeは、主に見られることを意図して
 裸(通例全裸)になることをいう。」

…ということは、ブロッコリーちゃんも、
(通例!)「全裸で。」ハイ。
「見られるために。」ハイ。
「走っていただかないと。」ハイ。


「走る走る」と、繰り返しているあたりが
必死感伝わってきて、もう完璧である。


さて、今日はとにかく、
先弓の返しの悪い癖を直すのが
マイテーマだった。

返す前の音をアウフタクトのように
感じると、幾分besserだった。
「来たところをそのまま帰る。」
それだけの事なのに、そうそう簡単ではない。

何かをマスターしたければ、
それをまず心に決めて、
とことん追求するしかない。
どれだけ自分に厳しくなれるか。



今日の言葉*
「お前が無駄に過ごした今日は、
 昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった明日なんだよ」
(公共広告機構)


写真;昨日貼り付け忘れた絵。

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by sachiolin | 2008-04-27 06:38 | 笑▽ | Trackback | Comments(0)
プロフェッショナルであるとは
どういうことだろうと、最近漠然と考えていた。


私の好きな番組のひとつの
プロフェッショナル仕事の流儀。
ドイツにいては見られないのが残念だが、
ホームページから、過去の放送を読んだ。


医師、教師、シェフ、スポーツ選手、会社経営者、
歌舞伎役者、すし職人、生物学者、漫画家。
さまざまな分野の、その道の「プロ」の一語一句は
ぐぐぐぐと、身に沁みる、心に沁みる。

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by sachiolin | 2008-04-24 08:41 | 引用:: | Trackback | Comments(0)
独、仏で、AOLのネットワーク料金改定だそうです。
現在のアクセスポイントは5月末まで利用可。
それ以降はローミング料金がかかる!
要注意デスネ。

はて、これを機に解約しようかな。
Alisにするか。

http://www.jp.aol.com/info/2008/03/aolnet_fr-de080319.html
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by sachiolin | 2008-04-24 08:32 | Trackback | Comments(0)

笑▽大掃除とラップの話

やっと小春日和の到来したドイツ。

試験前ということで中断していた
私の部屋の大掃除を先日再開した。
強力な助っ人が2名。
3人でマスクをしていざ出陣。


兎に角、物が増えてしまった我が家。
如何に整理整頓するかがカギに。


どうしてよいか分からなかった物、その1.
◆電化製品の梱包用の発泡スチロールが
入っている段ボール。

発泡スチロールに、どの電化製品化を
マジックで書いて、一つの段ボールにまとめる。
(←なるほど!)


どうしてよいか分からなかった物、その2.
◆複雑に絡み合ったコードたち。

机の裏などに沿わせてセロテープで貼る(←なるほど!!)。
長すぎるものは、針金などできれいにまとめる。

コードたちの庭だった床が、すっきり!!
感動。


どうしてよいか、分からなかった物、その3.
◆いつの間にか大量になった本たち。

大きさを揃えて並べ(基本ですね…)、
高さが余っていた本棚を
ボール紙を利用し、二段に。(←なるほど!)

見た目もすっきり。
容量二倍。
幸せ3倍。



…とここまでで日が暮れた。
強力な助っ人お二人に涙の大感謝。

掃除の旅は続く。


しかし旦那、部屋が片付いているとあれですね、

1.無駄な買い物をしなくなる。
 (今回の掃除により、デンタルフロスが
  5個発掘された。すごいである。)
2.掃除が楽だ。(特に床まわり)
3.思考がすっきりする→
  無駄な考えが無くなる→
  人生が明るくなる。


掃除、万歳。



さて、お次はdmのラップのお話。

dmというのは、
言うなれば薬を売っていないマツキヨ?
主に化粧品、香水、洗剤、健康食品などを売っている。
ドイツでは、dmの他に、Muellerなど。

ドイツのラップははっきり言って
終わっている。本当に使えない。

まず、引き出せない。
お皿にはくっつかないくせに、
引き出そうとすると、剥がれ難い。
それでも引き出そうとすると、箱から出る。
なんだそりゃ。

メリメリなんとか、剥がし終わり
箱に戻し、いざ切ろうとすると!!!

全く切れない。
ぐにょぐにょと情けなくラップが伸びるだけ。
何故なら、カッターが紙!!!!
しかも、極弱の紙刃。
致命的である。
(この問題を打開するべく、日本の
 サランラップの箱を持ってきて使っていた。)


それでも、なんとか、切り終わり
いざお皿に被せようとすると!!!

ラップ同士が仲良くくっつく!!
イライラ。。。
熱い二人をやっと剥がし、お皿に被せようとすると!!

あれだけラップ同士はくっついていたのに
お皿にはくっつかない!!


結局、まあいっか…。
と、あきらめる。


ふぅ。


書いて些かすっきりした。


このドイツのラップ事情に、革命児が。
噂に聞いていた、dmのラップ君。

まず、軽く引き出せる!!!!
しかもくるくると。
箱から一歩も出ない!

この時点で大歓声。

そして、素晴らしい切れ味!!


シュパッッッ。



無論、刃は金属です。
お皿にもきちんとくっつく。
素晴らしぃ!!!
感動。


ドイツの皆様、お試しあれ。




今日の言葉*
「常に真面目なことしかしないヤツより、
 真面目になったりふざけたりしてるヤツのほうが
 パワーがある。それが振り子の原理ってんだ」
(北野武)
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by sachiolin | 2008-04-21 02:20 | 笑▽ | Trackback | Comments(2)

観■カリオストロの城

どうも、頭が重くて、変な体調。
このお天気のせいかしら。

しかも、舌に口内炎が…。
非常に痛いである。
何だかそのあたりが虫歯っぽいし。

あああ、ドイツの歯医者さんにだけは
もう関わりたくない。
日本に帰って治療したい。
切実。。



昨夜は「カリオストロの城」を鑑賞。
宮崎駿初監督作品なんですってね。
知らなんだ。

「実は、まだ観た事がないんだ」と言ったら、
周りの4人が一瞬絶句して、
顔を見合わせ、同じタイミングで

「それは、みなきゃーーーー!!」

と大興奮。

お薦め通り、期待通り、
ものすごく面白かった。


冒頭のカーチェイスだけで、大興奮。
007みたいだなと思ったら、
実際、この作品からヒントを得て
撮ったシーンがあるとか。


何しろ、風景が美しい。
カットが斬新。
テンポがいい。
ユーモアの散りばめ方が素敵。
アニメならではの、スピード感とファンタジー。
これぞ、エンターテイメント。


ルパン、素敵だ。
昔は五ェ門が好きだったが、
ルパン派に移行。
みなさん、だれがお好き?




さて、今日からピアノトリオのリハ、スタート。
ベートーヴェンのop1-1 Es Dur.
最高にいい曲。わくわく。


http://www.amazon.de/Schloss-Cagliostro-Einzel-DVD-Yuji-Ohno/dp/B000E8LZX4/ref=sr_1_14?ie=UTF8&s=dvd&qid=1208467933&sr=1-14


今日の言葉*
「A=成功であると仮定すると、次の公式が成り立つ。
 A=X+Y+Zで、
 Xは仕事、Yは遊び、Zは無駄口を利かぬこと」
(アルベルト・アインシュタイン 1879-1955)



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by sachiolin | 2008-04-18 07:51 | 観■Film | Trackback | Comments(0)
友人(旦那様が契約団員)から、
大阪センチュリー交響楽団が
存続危機にあるとの悲しいメールを受け取りました。

賛同いただけましたら
署名のご協力を是非お願いいたします。
締切は、緊急ですが、4月17日までです。

下記連絡先までFaxで。

〒530-0003 
大阪市北区堂島2-1-5 サントリーアネックス1201
河内厚郎事務所内
大阪センチュリー交響楽団を応援する会

FAX 06(6345)8272



署名用紙ダウンロード
http://osaka-century.sakura.ne.jp/
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by sachiolin | 2008-04-16 22:24 | Trackback | Comments(0)
私の周りには愉快な韓国人のみなさまが沢山いる。
特に新入りのおひとりは、相当面白い。

私達が日本人だと知って、
「うーーーん、ちょっと待って、何だったっけなぁ」
としばらく頭を抱えて出てきたのが、

「バッテリーガ、ナカッタ」

笑。

ほぅ。
なかなかやりますの。

私も負けじと仕返し。

「コウソクドウロ。」
「サンカクカンケイ。」

韓国側大笑い。
しかし、相手は上手だった。



「マッサージサンジップンムリョー」



日本側大笑い。負けました。完敗です。
それにしても、違う言語なのに、
これほど同じ意味のものが多いのは驚きである。
日本語と韓国語って本当に近いのですネ。



今日は、腿の筋肉がやたらと痛む。
どれだけ昨日踏ん張って弾いていたのだろう。
体が「疲れたよ~」と訴えてくる。
お疲れさま。しばらく休みましょう。

今日もまた寒かった。夕方は雪まで舞った。
でもこれは4月のドイツの典型的なお天気らしい。
晴れたり、曇ったり、雪が降ったり。
5月になると、やっと気持ちよく晴れるとか。
待ち遠しきかな。


今日の言葉*
「自然は二十歳の顔を与えるわ。
 人生が三十歳の顔を作る。
 しかし、五十歳の顔は自分次第なの。」
(ココ・シャネル 1883-1971)




ドイツで見つけたカワイイ靴たち。
どの色がお好き?

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by sachiolin | 2008-04-16 08:27 | 笑▽ | Trackback | Comments(0)

考〇感謝

今日は大事な試験の二日目だった。
30分プログラム。
チャイコフスキーの協奏曲1楽章と
ルチアーノ・べリオのDue Pezzi。


一日目の試験から、今日まで丸三日。
一日目は「詰めの甘さ」で、悔いの残る
演奏になってしまったため、今回こそはと、
今度はコンツメテさらい過ぎた。
私は、ついバランスってものを忘れてしまう動物である。

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by sachiolin | 2008-04-15 11:37 | 考〇 | Trackback | Comments(0)
今日はなんとまた小雪の舞うお天気。
コート着てます。マフラー巻いてます。
これでは冬へ逆戻り。春よ、来い。

とはいえ、雪が舞う情景は美しく
好きなので、ゆるしますが。
特に、粉雪が地面のすれすれを
這うように舞っていて、息をのんだ。
あれは、本当に美しかったのぉ。


今日は本番のホールで12時から2時間リハーサル。
さて、調弦もしたし、そろそろ始めるか
と思ったら…


どーーーん(背の高い先生なのです。)




と、師匠登場。

お互いにレッスン時間に誤解があって、
ちょいと予定が狂ったが、
先生に聞いて頂けるなら、是非是非…
という訳で、突如レッスンに。


全てを通す時間はないので、
それぞれの曲を冒頭を中心にレッスン開始。

相変わらず、要所要所を見事に
痛々しくコメントしてくださる。
要するに、毒舌デス。笑。

本質をついているので、何も言えない。

ただ不思議な事に、それがいつも
マイナスのエネルギーにはならず
プラスのエネルギーに変換される。

その時は必死で食いついているが、
あとで思い返してみると、結構
ひどい事言われてたじゃんワタクシ…と
ふと我に返ったりする。

ものすごくよく研がれた鋭い刀で、
ものすごく腕のよい武士に斬られたら
きっとこんな感じなんだろうと。
斬られたと気づくまで時差があるのだ。
切り口もきれいだから、痛みはしても、
変な痛みが無いのだろう。
爽快感というか。(マゾ?!)

はて、何を考察してるんだか。



そんなこんなで全曲一応弾き終えた。



「15時過ぎから時間があるから
 またあとでね」

と、ピカピカの刀を鞘に静かに納めて
武士は笑顔で去っていったのである。

まだ勝負はこれからのようだ。

浪人二名は、峠の茶屋で少しの時間
休みをとる。チョコマフィンとヨーグルトと
Bionadeに癒され、暫し現実を忘れる。



本日二回目のレッスンでは、
本音や疑問をぶつけた。

「先日のレッスンの自分の録音を聴いて
 正直非常に落胆しました。何と言うか、
 全体的にまったりしていて、緊張感がない。
 あんなにひどかったとは。。。
 ただ、これはやはり、こののほほほんとした
 この私の性格の問題もあるのではないかとも思いました。」

「それは大いにあるよ。ただ、君の心の中にも、
 もっと激しい部分がきっとあると思う。
 君がまだ知らなくてもね。
 どんな人も、色々な部屋みたいなものを、
 心の内にたくさん持っているはずなんだよ。
 それをどうやって開けるか、開けたいと思うか
 というところだね。」

「ふむむ。例えば、感情を露出した演奏をしたとして、
 それが、エゴに感じる演奏と、そうでない演奏が
 ありますが、そこの違いは何でしょうか。
 そこが、いつも私の心に引っ掛かっているのです。」

「どんな素晴らしい演奏も、奏者が、では一体何に感動したのか?
 と問うてみれば、答えはシンプルだね。『音楽』でしょう。
 それが一番重要なことだよ。それ以上もそれ以下もない。
 それに、エゴになるのが心配だ心配だと言うが、それがエゴと
 聞こえてしまうまで、君はまだ自分を出していないじゃないか。」

「ふむむ。」


カラーン。


心に響いた言葉の数々。
チャイコフスキーをもう一度冒頭から弾き始める。
もう何も考えず、どの音も聴き洩らさないようにして
一音一音にひたすら心を込める。
心を込めるといっても、弾いているうちに
自然と意識したのは、ヨガで言う「第6チャクラ」、
第3の目と言われる眉間の少し上のあたりだった。
体を動かそうという意識はなく、
ハートのエンジンがぐんぐん動いていて
第3の目でそれを操作しているような感じだった。
体が勝手に動く。
不思議と色々な情景が次々と浮かんでくる。


弾き終わったところで、しばし沈黙。


「サチコ、君は今正しい道を歩み始めた。
 今の方が断然いい。沢山伝わってきた。
 そうやって弾くと、不思議と間違いも気にならない。
 ミスというのは、不思議なもので、
 それを本人が気にして弾いていると、こちらにも
 気になるものなんだよね。
 今の感じ忘れないでね。そのまま進みなさい。」
 

折角師匠がコメントしてくれているのに
どうも頭がぼぉっとしていて上手く反応できない。
高速道路を飛ばしてきた車がやっと目的地に辿り着き、
エンジンがプスプス音を立てているような感じで、
頭から湯気が出ていた。レッスンが終わって
師匠と別れた後も、暫くその状態が続いた。


漠然と「繋がったのかも」と思った。


心と体が。楽器を通して。
ハートのスイッチを入れて、
エンジンが動き、
心と体の間のパイプが繋がった。
ヴァイオリンという楽器を通して。
十何年も弾いてきて
今更だが、初めて繋がった気がする。


大事なことは
●ハートのガソリンを満タンにしておくこと。
●パイプの点検を怠らないこと。


整体の野口先生がこういう事を書いておられた。
「体がどう動くか意識しているようでは
まだだめなのです。無意識に、要求に従って
体が動いていく。」

イチローもこういう事を言っていた。
「本当にいい状態というのは、意識的ではない。
どんなボールが来ても無意識に体がそれに
反応し動くようにしているわけです。
だからこそ、ヒットを量産できるのです。」

お二人の言葉を、初めて少し理解できた気がした。

ただその無意識の状態というのは、
想像するに、非常に意識的な段階を越えて
初めて表れてくるものなのではないだろうか。
だからこそ、演奏家もスポーツ選手も
日々練習を欠かせない。


その日々を重ねて、
最終的なところは、

どう弾くかではなく、
いかに心で感じるか。

ありのままに感じること。




ずっと不思議だった心と体のプラグが接続された。
これだから人生は面白い。
これだから音楽はやめられない。

明日も、プラグ繋がりますように。



今日の言葉*
「純粋な現在とは、未来を喰っていく
 過去の捉えがたい進行である。
 実を言えば、あらゆる知覚とはすでに記憶なのだ。」
(アンリ・ベルクソン)


写真;イタリアの空港で見かけたワンちゃん。
   

あっち向いても

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こっち向いても
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君はどこまでも可愛い。
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by sachiolin | 2008-04-08 10:29 | 思〇 | Trackback | Comments(3)

観■Milsteinのシャコンヌ

ヴァイオリニストにとって聖書のような
存在の、バッハのシャコンヌ。

今日は、持っているCD/DVDを
片っ端から聴き/観漁った。
漁ってみたら結構大漁だった。
こんなに持っていたのネ私。


録音は、シゲティ、シェリング、クイケン、
パールマン、ヴェーグ。

DVDは、ミルシュタイン、
グリュミオー、ハイフェッツ。


バッハって弾く人によってこうも違うものかと、
興味深かった。骨太で、ピュアな作品で
あればあるほど、奏者の理解の翼が
自由にあちこちに広がってしまう可能性が
高まるからこそ、その芯の部分を確実に捉えて
離さない事が重要だなぁ。バッハの作品が
ジャズにもアレンジされても素敵な事も
骨太くんを証明している。

どの巨匠にも共通しているのは、
芯の太さ。空間の大きさ。宇宙的な広がり。


それにしても、この曲は、一生ものだなぁ。
10年後、20年後の自分は一体どういう演奏を
するだろう。


一番ピンと来て、好きだったのは
やはりお気に入りのミルシュタイン。
(その次は渋いところでヴェーグと
 厚みのある演奏のパールマン。)


イッタイゼンタイ、どこからそんな極太の音が!!!
楽器の裏板がキチント鳴っているどころか、
自分の体も骨も鳴らしている感じ。
いや、本当に体も響かせているのかもしれない。
何にせよ、楽器だけから出ている音ではない気がする。
重心が圧倒的に低く、体の芯がぶれない。
だからこそ、地面とエネルギーを交信しているような
まるで地響きのような、底の厚い音が生まれる。

友人が「周りの空気も見方につけているような音ダネ」と。
上手い事、言うじゃないか。その通り。

15分かかるこの曲も、彼の手にかかると、
あっという間に聴き終えてしまう。
決して、流れが止まる事がない。
音を遊ばせるのが本当に上手い人だ。
そして何より「間」が絶妙である。
「間」こそ、音楽の大事な要素だなぁと再確認。
そのタイミングで、緊張感とコントラストが生まれる。
この人は、その瞬間を掴まえる名人だ。
どんな時も、音と沈黙が生き生きしている。

このDVDに入っている他の曲も、素晴らしい。
ブラームスの協奏曲3楽章の、あの音のキレ、
モーツァルトのアダージオの、透き通った美しさ、
パガニーニのキャプリスの、鮮やかさと鋭さ。
自信を持ってお勧めできる一枚!
…って宣伝してどうする。
(日本では販売してないのかな?)



今日はそんなこんなで、今更ながら、
シャコンヌさんを、総復習。。。
テーマはもちろんのこと、
ヴァリエーションごとに、
弾いては止めて、自分と弾き比べ。



ちちちちちち

ちがいすぎるョ。



しかし、はい。
いい勉強になりました。
ミルシュタイン先生。

我が師匠はこの人に習ったのだものなぁ。羨ましい!
(そういえば、方向がとても似ている。。)
いつも思うけど、昔の巨匠の演奏を、
一度でよいから生で聴いてみたかったものだ。


明日はまたレッスン。
しぼられるゾ。



今日の言葉*
「情熱とは、自分のしていることにわくわくすることだ。」
(アレクサンダー・ロックハート)


http://www.amazon.de/Nathan-Milstein-Classic-Archive/dp/B000089HAQ/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=dvd&qid=1207522889&sr=1-3



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by sachiolin | 2008-04-07 08:45 | 観■Musik | Trackback | Comments(0)