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わたしの心の風景メモ。 


by sachiolin
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観■ 宮崎駿



風というのは爽やかなものだけではない。時代の風が色々な形で吹きますから。いい風も吹くし、恐ろしい風も吹くんだと思います。特に震災の時も、東京大空襲の時も、ものすごい風が起こって、すごい雲がわいていて、はるか彼方からそれが見えたんです

・・・

絵コンテで関東大震災を描いて、その次のシーンにうつっている時に、3月11日が来たんです。この映画を本当につくるのかどうか。スタッフのなかには「もう絵コンテを見たくない」という人もいました。同時に武器を作った人間を主人公にして映画はつくりうるのかとか、そういう課題を背負って、でも関東大震災の絵コンテは少しも変えずこのままいこうと。これからも起こることだ。そういう世界に僕らは生きているんだから。

震災にあった人にこの映画を見てくれと言う気はないです。見たくない、見られない人もいるだろうと思います。でも東京大空襲の死屍累々や、それから関東大震災の死屍累々を僕のおやじは2回とも見ているんですよね。それで僕らを育ててくれた父親なので、やっぱり僕らも背筋をきちんと伸ばしてちゃんと生きなきゃだめだと。

・・・

今、本当に、つまらない感情じゃなくて、歴史をちゃんと見つめていかなきゃならない。尖閣のことも考えなきゃならない。原発のことも考えなきゃならないと思います。

小さな季節外れのナショナリズムとかそんなことじゃなくて、もっと東アジアのことと、自分たちのことを考えると、もっと冷静に、怜悧に考えなきゃいけないことが自分たちにはある。本当に隣りにいる子どもたちの これから生きていく上でも、もっときちんと歴史を見なきゃいけないと本当に思います。

「創造的人生の持ち時間は10年だ」

「君の10年を力を尽くして生きなさい」

その10年は18歳から28歳なのか、28歳から38歳なのか、人によって違うんです。でもそれがいくらでもあるんではなくて、そのときに力を尽くさねばいけない。損得ではないと思います。力を尽くして生きて欲しいですね。



宮崎駿
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Commented by A・S at 2013-09-03 11:28 x
私たちは、本当に歴史を見つめなければなりません。
歴史を見つめると真っ先に衝撃を受けるのが、中国共産党が犯した大虐殺です。毛沢東と中国共産党は大躍進政策・文化大革命で5千万人もの民衆を虐殺しました。そしてチベット人100万人以上を殺したチベット大虐殺は今も続いています。
そのような中国共産党が尖閣諸島を侵略する意思を明確にしています。日本は防衛体制を強化しなければ、国民が皆殺しにされる可能性があります。
本当に歴史を見つめれば、日本人のすべきことが見えてきます。
by sachiolin | 2013-08-03 02:32 | 観■TV | Trackback | Comments(1)