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わたしの心の風景メモ。 


by sachiolin
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考○波打ち際

切実な他者について考える。散らばった自分について考える。例えば、地球の人類の最後のひとりになったとしたら、どんな気持ちなのだろう。記憶が支えているもの。無意識に支えられているもの。

不確かなものを、根拠なく信じられる力。その根拠なき自信が、生きることを底の方で支えている。生きることに理由をつけようとしたら、生きる希望がなくなる可能性さえある。自殺をするのは、地球の生き物のなかでは恐らく人間だけだ。そのことについて、自殺について考える。年間3万人以上がみずから命を落とし続けている国。それが、絶望の国と言わずして何と言おう。今、自殺について、徹底的に考える必要があるように思う。自分のなかで、まだ考えが、煮詰まっていない。考えは、煮るものだ。雑多なものを時間をかけて煮込んで、煮詰まって、鍋が焦げかけた時に、何かを発見する。
動物は自殺しない。植物は自殺しない。多分彼らは、純粋なおのずからの世界で生きているのだろう。だから悩まない。苦しまない。みずからの世界に気付きみずからに働きかけみずからを殺しさえする。自殺というのは、ある種、極めて人間くさい行為であり、過ちなのだと思う。みずからの世界を知った人間は、みずからだけに生きる(死ぬ)こともできれば、おのずからに回帰することもできる。だからこそ、海(おのずから)と陸(みずから)のどちらか一方でなく、寄せては返す、波打ち際にこそ人間であることの醍醐味があるような気がする。そこに人間の味がある気がする。命そのものは、圧倒的な巨大なおのずから(海)に支えられている。なぜ、心臓は私の意識とは関係なく、眠っているときも、勝手に生きているのか。なぜ生きようとするのか。おのずからの鼓動に耳を澄ますことを忘れてはいけない。人体こそ、自然そのもの。



今日の言葉*

人は生後三ヵ月間、真情の世界にいる。この世界は懐かしさと喜びの世界である。それから生後一年十一ヶ月まで、真如を通り、次に阿頼耶識を通り、生後二年五ヶ月で童心の季節の外に生まれる。

(岡潔)
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by sachiolin | 2012-06-21 22:55 | 考〇