2012年 04月 22日
ノスタルジー
・ノスタルジーの語源は「故郷へ帰ることができない心の痛み」
・ロシアには人間の感情すべてを包み込む
無条件の肯定〈魂の全体性〉への強い希求があります。
・個人を超える大きな存在に自らを同化させたときに「熱狂」が、
逆に疎外された時に「ノスタルジー」が生まれる。
(亀山郁夫さん)
ノスタルジーの語源は「故郷へ帰ることのできない心の痛み」だったとは。
日本語の「懐かしい」という言葉にぴったりとくる外国語はないなあと思っていた。
「ノスタルジー」だと大袈裟だなあと思っていた。でも、今や、日本には帰ることの
できない土地ができてしまった。懐かしいという柔らかい追憶ではない、心の痛み。
「ふるさと」はとてもよい歌だけれど、東北のことを思うと、
もう、切なすぎて、悲しくて、簡単に歌えない。
弾く度に、歌う度に、涙があふれてきてしまう。
今日の言葉*
自分とは異なる考え方を受け容れないのも、暴力のひとつの形である。
それでは真の民主的精神は、いっこうに育たない。
(ガンディー 「魂の言葉」)
by sachiolin
| 2012-04-22 22:34