2011年 02月 02日
常・ 記号として。
隣りの席に座った大学生くらいの男の子3人が、自分たちが仮想した世界について、ずっと話していた。こうなったらどうなるか?と無数の仮定を投げかけ合い続け、話し合い続けた。そこだけ、違う時空が流れているようだった。「僕は他人に興味がなくてさ。記号としては頭に入っている。記号でしかないんだよね。」と聞こえてきたとき、啜ったお茶は、温度が数度下がった。
by sachiolin
| 2011-02-02 01:10
| 常・