2010年 05月 01日
■ カザルス
カザルスはやっぱり神さまだなぁ。
カザルスの音を聴いていると
あぁ音楽って素晴らしい、と
ただひたすらそう感じる。
彼が向かっているのは、一人の自分。
彼が見つめているのは、一つの大きな空。
彼が描いているのは、一つの大きな宇宙。
一人でありながら一人ではなく、
一つでありながら一つではない。
有限であり無限であるものへ、
歌を寄せるその姿は美しい。
この広い自由な背中。
背中は全てを物語る。
翼が生えているみたい。
マスタークラスで見せる表情はとてつもなくラブリー。
一時期狂ったように毎日聞いていた大公トリオ。
何度聞いても飽きない。聞く度に新鮮に感じる。
ティボー×コルトー×カザルス。世紀の名演。神々の饗宴。
アンサンブルというのは、合わせよう合わせようとして
無理に合わせるものではないのだなと改めて感じる。
それにしても、コルトーのピアノの音は、マジック。
ピアノっていう楽器を超越してるわ。泉の音に聞こえる。
今日の言葉*
「私はたえず練習する。
私は鳥が飛ぶのとおなじように、
いとも簡単にチェロを弾くといわれてきた。
私は鳥が飛ぶことをおぼえるのに
どれほど努力するものかは知らないが、
どれほどたくさんの努力が、私のチェロに
注ぎ込まれているかはよく知っている。
いとも簡単に見える演奏は
最大の努力からしか生まれない。」
(パブロ・カザルス)
カザルスの音を聴いていると
あぁ音楽って素晴らしい、と
ただひたすらそう感じる。
彼が向かっているのは、一人の自分。
彼が見つめているのは、一つの大きな空。
彼が描いているのは、一つの大きな宇宙。
一人でありながら一人ではなく、
一つでありながら一つではない。
有限であり無限であるものへ、
歌を寄せるその姿は美しい。
この広い自由な背中。
背中は全てを物語る。
翼が生えているみたい。
マスタークラスで見せる表情はとてつもなくラブリー。
一時期狂ったように毎日聞いていた大公トリオ。
何度聞いても飽きない。聞く度に新鮮に感じる。
ティボー×コルトー×カザルス。世紀の名演。神々の饗宴。
アンサンブルというのは、合わせよう合わせようとして
無理に合わせるものではないのだなと改めて感じる。
それにしても、コルトーのピアノの音は、マジック。
ピアノっていう楽器を超越してるわ。泉の音に聞こえる。
今日の言葉*
「私はたえず練習する。
私は鳥が飛ぶのとおなじように、
いとも簡単にチェロを弾くといわれてきた。
私は鳥が飛ぶことをおぼえるのに
どれほど努力するものかは知らないが、
どれほどたくさんの努力が、私のチェロに
注ぎ込まれているかはよく知っている。
いとも簡単に見える演奏は
最大の努力からしか生まれない。」
(パブロ・カザルス)
by sachiolin
| 2010-05-01 23:39
| 観■Musik